製品の作物別のご使用方法については、もっとも効果的かつ経済的な使い方をまとめた「アグリボこよみ」をご覧ください。
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はい。
｢化成肥料｣として “生第87067号” で肥料登録しております。
保証成分量は、窒素全量2.5%、水溶性加里30.0%です。
味覚宣言の肥料としての保証成分量は、窒素全量が2.5%、水溶性加里が30.0%ですが、施用量は水田10a当たりわずか1,000gにすぎません。
ですので、通常の追肥として考えると施肥量が少なすぎ、ほとんど無視できる量だといえます。
登録上の問題はございません。
ですが、味覚宣言は “水稲の幼穂形成期” に使用することを前提に設計された製品ですので、水稲以外の作物には他のアグリボ製品をお薦めいたします。
幼穂形成期は、出穂のおよそ25〜30日前になります。
年によって生育状況が違いますので、各地で発表される出穂予測を参考にするとよいと思います。
※ 幼穂形成期を過ぎてからの使用は、
味覚宣言本来の効果を低減させる恐れがございます。
出穂の40日前当りから効果を発揮しますので、その頃から投げ込む準備をして、天気がよい午前中に投げ込んでください。
詳しくは 使い方 をご覧ください。
幼穂形成期は、止め葉を含む上位3葉が体内で幼葉として作られ、それにつながる根も作られます。さらに、倒伏の際に折れやすい第4〜第5節もこの時期に成長します。
この稲にとって重要な幼穂形成期に、しっかりと根を張らせて茎を丈夫にするためです。
詳しくは 製品情報 をご覧ください。
幼穂形成期を過ぎてしまうと、味覚宣言の本来の効果が思ったように発揮できませんので、使用を控えた方がよいかと思います。
※ 植害などの心配はございません。
3日以上は溜めておいてください。
水はけが良すぎて3日以上溜めることができない場合は、水が抜けきる前に差し水をおこなってください。
※ 味覚宣言の有効成分が稲体に吸収されるまで、天候にもよりますが3日くらいは必要だとお考えください。
投げ込んだ直後の大雨で水があふれってしまった場合は、効果が期待できない可能性がございます…。
※ 味覚宣言の有効成分が稲体に吸収されるまで、天候にもよりますが3日くらいは必要だとお考えください。
このような事態を起こさないためにも、出穂の40日前あたりから準備し、天気予報に注意して投げ込むことをお勧めいたします。
第一に優先していただきたいことは、
幼穂形成期を過ぎないうちに投げ込むことです。
それを前提として、中干し後の投げ込みを心がけてください。
中干し前の投げ込みは（中干しの度合いにもよりますが）、味覚宣言によって発根された根が傷んでしまう恐れがございます。
万が一、幼穂形成期を優先することで中干し前の投げ込みになる場合は、投げ込んだ後の過度な中干しに注意してください。
水温が極端に低い場合、浮上性が鈍くなる可能性がございます。
そのような場合、稲の生育自体にも問題が発生してしまうような水温ですので、味覚宣言の成分が十分に吸収されない可能性が高いといえます。
ですので、水温が20℃以下になるような環境でのご使用には注意が必要です。また、水中の物理的な浮上性阻害要因のない場所に投げ込んでください。
粒に拡散性を与えているのは、含まれている界面活性剤です。
田面水中に水草や雑草、浮遊しているゴミなどの物理的な拡散阻害要因があると思ったような拡散性が得られません。
ですので、それらの障害物を取除く、もしくはそれらのない条件下でご使用ください。
また、水深が浅いと水溶性フィルムの中の粒が水底に沈降せず、水溶性フィルムによって拡散が阻害されてしまう場合がございますので、水深5cm以上で使用してください。
残渣の量にもよりますが、多少は残るように製品を設計しておりますので心配はございません。
しかし、投げ込んだ時の水温が低すぎる場合など、うまく拡散できずに必要以上に残渣が残る場合がございます。
そのような場合は、差し水をおこない水田の水を循環させ、拡散させるようにしてください。
このような現象（青立ち症状）はいくつか報告されております。
調査によると、なんらかの理由（水草・藻・水温など）で、味覚宣言がうまく拡散できずに、ある一箇所の濃度が高まってしまったためと思われます。
しかし、このような現象が起きた田でも「粒張りは良かった」「収量も多かった」などの報告を受けておりますので、弊社では特に問題はないものと考えております。
ですが、拡散阻害要因が考えられる場合は、それを取り除いてから投げ込むようにしてください。
味覚宣言の主成分は、人間でいう必須アミノ酸の一種です。
また、その他に使われている原材料のほとんどが、食品もしくは食品添加物で構成されていますので、安全性の高い資材であるといえます。
ですので、アイガモが味覚宣言を少量食べても問題にはならないと考えますが、食塩やアルコールなどと同様に一度に大量に摂取してしまったような場合は、どのような状態になるのかは不明（急性毒性試験を実施したことがないので）ですので、投げ込む際は、アイガモを水田に放さないようにご注意願います。
