アグリボEX“ちから、みなぎる。”

アグリボEX は「液状複合肥料」登録製品です。

主原料は酵母菌内容物で、その他にクエン酸と塩化カリウムが配合されており、窒素 3.5%、リン酸 1.0%、加里 3.5% が保証されています。

作用と特長

アグリボEXが、葉面散布または灌水施用で植物に吸収されると、植物自身が植物ホルモンの エチレンを生成し、発根や果実肥大などを促進します。肥料登録製品としては含有される肥料成分が少ない部類になりますが、チッソ成分のほぼすべてがアミノ酸由来であるため、アミノ酸の葉面散布肥料としても活用できます

さらに最近では「病害抵抗性を誘導する」ことも研究されており、チャの炭そ病・輪斑病、トマトの青枯病・かいよう病、キュウリの炭そ病などに防除効果があることも確認されています(これらはすべて日本植物病理学会で発表されております)。また、これら以外にも各研究機関や各県の農業試験場で、さまざまな植物・病気に対してスクリーニングをおこなっており、アグリボEXの可能性は未知数です。しかし、アグリボEXは農薬ではありませんので、病害防除を目的として販売や使用することはできませんのでご注意ください

基本的な使用方法

1,000倍希釈液を葉面散布もしくは灌水。育苗期は500倍希釈液を灌水散布。 作物別使用方法 >>

ここだけは、押さえておきたい

  • 生育初期

    昔から “苗半作” といわれているくらいに生育初期は重要です。この大切な時期をアグリボEXで乗り切りましょう。

  • 生育不良時

    困った時にはアグリボEX。いろいろな場面で活躍します。