Natural Plant Activator "AGREVO EX"
アグリボEXの使用ポイント
生育初期(植物全般)
育苗期を含めた生育初期は、植物にとって非常に大切な時期。育苗の失敗や活着不良などにより初期生育が悪くなると、収穫時期が遅れたり、収量の低下を引き起こすことになります。初期生育の悪い植物は、急激な気候変化(夏場の高温・冬場の低温・日照不足)に対応することができず、生育がさらに悪化してしまいます。
裏を返せば、初期生育のよい植物は気候の変化に強く、一時期生育が停滞したとしても早期回復させることが可能です。
植物にとって生育初期は重要な時期です。
使用薬量が少なく済み、低コストで大きな効果を得ることができますので、必ず使用して欲しいポイントです!
※ 生育初期に病気が発生すると防除が困難になり、いつまでも病原菌を残してしまいます。さらに害虫に関しても初期に食害された植物は、その後の生育が悪くなりますので、初期の防除にも十分に気をつけてください。
- ◆ 育苗期(発根促進・徒長予防)
- 500倍希釈液を灌水散布(2〜3回)
- ◆ 定植期(活着促進)
- 定植時に、500〜1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け、
もしくは定植前にたっぷりと灌水。
- 定植前に農薬を灌水処理する時は、混用も可能です。
- ◆ 定植後(発根促進・生育安定)
- 定植後1ヶ月以内に、
1,000倍希釈液を葉面散布(2〜3回)
なんか調子が悪い…(生育不良の回復)
天候不良・根傷み・樹勢低下など原因はさまざまですが、発根不良や養分吸収量の低下・糖の生成不足などが考えられます。アグリボEXは糖の生成量を高め、発根を促すことができますので、生育不良から回復させます。
※ 日照不足対策には アグリボ3 がおすすめです。
- ◆ 生育不良時
- 1,000倍希釈液を、7日おきに2〜3回散布
- 症状(原因)によっては、微量要素やアミノ酸の含まれる液肥との混用散布が効果的です。
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- 例 )
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- 根傷みによるトマトの尻腐れ :アグリボEX + カルシウム液肥(ヤワラなど)
- 結球野菜の結球不良 :アグリボEX + リン酸液肥
- 霜害からの回復 :アグリボEX + アミノ酸液肥など
台風や大雨による、根腐れや根傷みからの回復
台風や大雨により葉が傷ついたり、根腐れや根傷みを起こしやすくなります。根に障害が出ると新根発生までに時間が掛かり、一時的に肥料の吸収不良を起こします。
このような時には、
- ① アグリボEXでいち早く新根を出す
- ② アミノ酸成分で一時的に栄養分を葉面から補給する
回復の様子を見ながら、7日おきに2〜3回程度葉面散布してください。
- ◆ 植物が小さい時
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500〜1,000倍希釈液を葉面散布
(アグリボEXにはアミノ酸が豊富に含まれていますので単用で十分です)
- ◆ 植物が大きい時
- 1,000倍希釈液とアミノ酸を含む液肥を混用して葉面散布
植物成長調整剤(ホルモン剤)との混用処理
葉面散布や灌水処理以外にも植物成長調整剤との混用処理で、よりよい効果を発揮することが確認されています。トマトなどで使用される着果促進剤と、アグリボEXを1,000倍希釈で混用し処理すると、玉揃いが良くなったり、菊などで使用される発根促進剤に50〜100倍希釈で混用すると、より発根を促すことができます。
- ◆ トマト :
- 着果促進剤と、1,000倍希釈で混用→ 玉揃い向上
- ◆ 菊など :
- 発根促進剤と、50〜100倍希釈で混用→ 発根促進
- ◆ キャベツ :
- 徒長抑制剤と、500倍希釈で混用→ 徒長抑制・発根促進
アグリボEXは、さまざまな作物、多様な目的で使用されています。
- ■ 水稲
- ● 育苗期の発根促進・徒長予防 : 500倍希釈液を灌水散布
- ■ 白菜・キャベツ・レタス
- ● 育苗期の発根促進 : 500倍希釈液を灌水散布
- ● 定植後の活着促進 : 定植前に、500〜1,000倍希釈液を灌水散布
- ● 定植後の生育促進 : 定植後から1,000倍希釈液を、2回葉面散布
- ■ トマト
- ● 育苗期の発根促進・徒長予防 : 500倍希釈液を灌水散布
- ● 定植後の活着促進 : 定植時に、1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け
- ● 着果促進・玉揃い向上 : 1,000倍希釈液と、植物成長調整剤(ホルモン剤)を混用
- ■ きゅうり
- ● 定植後の活着促進 : 定植時に、1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け
- ● 生育初期の発根・生育促進 : 定植後〜主枝ピンチくらいまでに、1,000倍希釈液を3回葉面散布
- ■ メロン・すいか
- ● 定植後の活着促進 : 定植時に、1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け
- ● 定植後の発根・生育促進 : 定植後〜交配までに、1,000倍希釈液を3回葉面散布
- ● しおれ回復 : しおれが見えたら、1,000倍希釈液を1〜2回葉面散布
- ■ いちご
- ● 育苗期の発根促進 : 500倍希釈液を、月に2回葉面散布
- ● 定植後の活着促進 : 定植時に、1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け
- ■ ばれいしょ
- ● いもの肥大促進と玉揃い向上 : 開花前後に1,000倍希釈液を、3回葉面散布
- ● 霜害からの回復 : 1,000倍希釈液と、アミノ酸肥料などを混用して葉面散布
■ 作物別の基本的な使用方法をまとめた「アグリボこよみ」も合わせてご覧ください。