森羅は、有効成分を根から直接吸収させ、“根の充実” を図ることを目的に設計された灌水施用型の製品です。

詳しくは 製品情報 をご覧ください。

いいえ。現段階では肥料登録はされておりません。

たとえば使用コストを考えた場合、葉面への散布量が少ない時期はアグリボEX、散布量が多くなる時期は森羅で灌水、といった使い分けはいかかでしょうか？

他にも、収穫作業が忙しく葉面散布ができない場合は森羅で灌水するなど、もっとお知りになりたい場合は、アグリボ相談室までお気軽にお問い合わせください。皆様とのコミュニケーションでもっとよいアイデアが生まれるかもしれませんね！

確かに、農林水産研究情報（農林水産省技術会議事務局筑波事務所）によると、メチオニンによりサツマイモネコブセンチュウの密度が顕著に低下し、トマトに対するネコブセンチュウの寄生程度も下がり生育が良くなるとあります。

しかし、密度低減効果は10a当たり20kg相当量から認められるとあります。森羅の場合、1回当たりの灌水で10aに投入されるメチオニン量は20kgにはほど遠い量しか含まれておりません。これは、1度に多くのメチオニンを植物に吸収させると一時的に生育を止めてしまう可能性があるからです。

ですので、研究成果として発表されている効果は期待できないとお考えください。

ただし、被害の程度にもよるのですが、植物にはネコブセンチュウに寄生されても、補償作用により新たに発根する力を持っています。そのような時には森羅の力が活用できます。

基本的には植物の反応をしっかりと誘導したいので、代謝活性の高い “晴れた日の午前中” の処理が望ましいと考えます。

基本は7〜10日おきの使用です。

特に、果菜類の収穫最盛期前〜収穫最盛期にご使用になられることをお勧めいたします。

この時期は根に一番負担がかかる時期ですので、成り疲れ予防に有効です。成り疲れになる前に手を打っておきましょう。

2,000倍でご使用ください。

森羅の内容成分がアミノ酸や多糖類ですので、培養液が腐敗してしまう恐れがございます。

ですので、あまりお勧めはしておりませんが、ご使用されたい場合、循環式タイプでは10,000倍（100ppm）希釈、かけ流しタイプの場合ですと300坪当たり150gの投下量でご使用されるとよいと思います。

水に希釈して使用するように設計されているため、粒のままの植え穴施用だと濃度が濃すぎる可能性がございます。

定植時に使用する場合は、2,000倍に希釈して苗のどぶ漬け、定植後の根回し水、植え穴灌水でご使用されることをお勧めいたします。

森羅は灌水使用を目的に作られた製品ですので、葉面散布でのご使用はお控えください。

葉面散布をおこなう場合はアグリボEX、もしくはアグリボ3をご使用ください。

森羅の成分はすべて水溶性ですので、目詰まりの心配はございません。

ただし、灌水の間隔が数日間あく場合は、念のために水で洗い流す程度で構いませんので軽く灌水してください。

1998年に発売して以来、液肥と混ぜて使用されている生産者の方は多くおられますが、今のところ植害がでたという報告はございません。しかし、このことによって一概にすべての液肥と混用できるといえるものではございません。

基本的にはございません。

ですが、製品の特性上エチレンの生成を促進いたしますので、離層形成（落葉・落果）を早めたり、“カーネーションのねむり病” などを誘発する恐れがございますので、落葉期やカーネーションの収穫間際でのご使用はお控えください。

特に有効期限は設けておりません。

原材料から考えると、未開封で冷暗所保管の場合は少なくとも2〜3年は問題なく使用できると考えております。

森羅は、原材料のすべてに食品あるいは食品添加物として認可されているものだけを使用しております。

ですので、用法・用量を守って正しくご使用していただければ、人間や環境に与える影響はほとんど無く、安心してお使いしていただける製品です。

弊社では、念のために製品としての毒性を確認すべく、急性毒性試験（マウスおよびコイ）を第三者機関で実施しており、動物に対する安全性が極めて高いことも確認しております。