ヤワラ“深く、静かに浸透せよ。”カルシウム剤

ヤワラによるトマトでの試験

提案。「多機能性肥料」

「機能性肥料」というのをご存知でしょうか? 環境負荷を低減するために、植物による肥料の利用効率を向上させることで、施肥量を減らすことのできる肥料が最近こう呼ばれています。「ヤワラ」のような葉面散布用の液肥もこれに相当します。しかし、ヤワラはカルシウム成分の葉面からの効率的な補給機能は勿論、含有する特殊な展着促進材が “深く、静かに浸透” し、栽培の手助けになることが確認されています。このような肥料を「多機能性肥料」と呼んでも過言ではないと考えています。

ヤワラの展着効果

カルシウムと展着促進材

カルシウム成分は、植物体内に取り込まれても絶対量が少ないとペクチンや有機酸などと結合し、生長点部位まで届けられないことが多くあります。「ヤワラ」は、展着促進材を含有させることで、より多くのカルシウムを植物体内に取り込ませ、生長点部位まで早く届けることを考えて開発された製品です。カルシウム欠乏症対策としてご使用になる場合は、発生前の定期散布が効果的で、常に植物体内にカルシウムが存在するような状態を心がけてください。

ヤワラによるバラの水揚げ試験

「ヤワラ」の持つ可能性とは

「多機能性肥料ヤワラ」は、カルシウムの補給以外にも別の効果が期待できます。現在弊社で確認されているだけでも ①植物の乾燥(しおれ)や低温による害の低減 ②切花の水揚げ剤の効果が確認されています。高温時の乾燥、凍霜害の予防、切花の出荷前の水揚げ、切花の鮮度保持など、多様な可能性を秘めている「多機能性肥料ヤワラ」を是非ご活用ください。