ヤワラの使用ポイント
カルシウム欠乏症の予防と組織強化
カルシウム欠乏症は、気付いた時には手遅れというケースが多いため、植物体内にカルシウムが十分にある状態を常に作っておくことが重要です。カルシウム欠乏症対策には定期散布をおすすめします。さらにカルシウムは植物の組織強化にも役立ちますので、葉が軟弱になってしまった時にも活用できます。
- ◆ カルシウム欠乏症対策
- 1,000倍(付着しにくい作物は500倍)希釈液を、7〜10日おきに葉面散布
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低温期対策
低温期は凍害・霜害、根の活性低下など作物にとって過酷な環境です。そんな時に効果を発揮するのが、ヤワラ!
“低温障害軽減効果試験”では、被害程度が極めて小さくなることが確認されております。さらに、根の活性が低い時期の窒素補給にも役立ちます。
- ◆ 低温期対策
- 500倍希釈液を、月2〜3回程度葉面散布
窒素の補給
窒素成分5%で1,000倍希釈。1回の葉面散布で吸収される窒素量はごくわずかですが、定期的に散布していくと窒素補給に役立ちます。特に葉菜類など葉を作る野菜では、収穫量アップが期待できます。
- ◆ 窒素補給
- 1,000倍(付着しにくい作物は500倍)希釈液を、7〜10日おきに葉面散布
切花の鮮度保持
「切花を、ヤワラに漬けておくと日持ちするよ !!」
お客様の声から生まれた裏ワザです。
- ◆ 切花の鮮度保持
- 切花を、3,000倍希釈液に浸漬
- ※ ヤワラには静菌効果がありませんので、希釈液を3〜4日おきに交換することをおすすめします。
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こんな時に、ヤワラ!
- ■ 白菜・レタス・キャベツ
- ● 芯腐れ・縁腐れ・チップバーン予防(カルシウム欠乏)
- ● 球伸び向上(窒素成分による)
- ■ トマト・なす・ピーマン
- ● 尻腐れ予防(カルシウム欠乏)
- ■ いちご
- ● チップバーン予防(カルシウム欠乏)
- ● 軟弱徒長抑制(カルシウム補給による組織強化)
- ■ きゅうり
- ● 落下傘葉予防(カルシウム欠乏)
- ■ 玉ねぎ・ねぎ
- ● 葉先枯れ予防(カルシウム欠乏)
- ● 寒さ対策(低温期の窒素補給)
■ 作物別の基本的な使用方法をまとめた「アグリボこよみ」も合わせてご覧ください。