アグリボ3“曇空を、味方に。”

93年の冷害

天候不順という減収要因

1993年は、長雨や曇天が続き稲や野菜の生育に大きな影響を与え、収穫量が例年よりも激減して大きな問題となりました。水稲の全国作況指数が74 (東北地方ではこれをさらに下回る)。これに伴い、米不足が起き「平成の米騒動」などとも呼ばれ、社会問題にまで発展しました。しかし「天気はどうすることもできない」と手をこまねいていては仕方ありません。解決の糸口を見つけ出し、闘っていかなければなりません。

キャベツの黒腐れ

光合成と日照不足

植物は、光エネルギーを化学エネルギーに変換し、ブドウ糖などを合成して蓄えますが、これを「光合成」と呼びます。これには、水、二酸化炭素、光の三要素が必要で、ひとつでも欠けると光合成が行えません。水や二酸化炭素が不足することはめったにありませんが、問題は光=日照量です。1993年のような天候不順で日照不足が続くと、光合成能力が低下し、生育不良や病気が発生しやすくなり植物(農業)に大きな被害をもたらします。

きゅうり

曇天による生育不良を克服せよ

日照不足は農業において重要な問題です。この問題の解決へ向けて開発された製品が「アグリボ3」です。アグリボ3には、日照不足により弱った作物の発根を促す成分、病害抵抗性を誘導する成分、さらに弱い光を効率よく利用させる成分が含まれ、これらによって生育不良を緩和させる体にしていきます。生育が悪くなってからでは回復に時間がかかってしまうので、曇天続きが予想される前にアグリボ3を散布すると効果的です。