アグリボEXを、トマトのセルトレイ育苗期(鉢上げ前)に葉面散布し、セル成型苗の生育と、鉢上げ後の初期生育から健苗育成の効果を確認する。
タキイ交配「桃太郎ファイト」を128穴セルトレイに播種。薬剤処理後の約3葉期にポリポットに移植し、その約3週後に最終生育調査。
播種後日数 | 14日 | 20日 | 21日 | 24日 | 46日 |
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葉期 | 約1.5葉 | 約2.5葉 | - | 約3葉 | 8〜9葉 |
薬剤処理および移植 | 1回目 | 2回目 | - | 移植 | - |
生育調査 | - | - | 1回目処理 区のみ |
2回目処理 区のみ |
全試験 区 |
薬剤 | 希釈倍率 | 処理時期 | ||
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1.5葉期 1回 | 1.5葉期 1回 + 2.5葉期 1回 |
2.5葉期 1回 | ||
アグリボEX | 1,000倍 | ① | ④ | - |
500倍 | ② | ⑤ | ⑦ | |
250倍 | ③ | ⑥ | - | |
無処理 | - | ⑧ |
◯ 囲み数字は試験区番号
アグリボEXの1回処理では試験区③(250倍)、2回処理では試験区⑤(500倍)の草丈がもっとも抑制された。
※ どちらもアグリボEXの延べ投下量は同等
試験区⑤(500倍の2回処理)の茎葉の風乾重比率がもっとも高く、組織内容物が充実していることを示しているのは、2.5葉期の処理が貢献しているものと考えられる。
画像クリックで拡大 (209.9KB)トマトのセルトレイ育苗時に、健苗育成を目的としてアグリボEXを葉面散布処理する場合、移植後の地上部の抑制・節間短縮・茎葉の風乾物重比率などから総合判断すると、アグリボEXの500倍希釈液を、
1.5葉期に1回、2.5葉期に1回の計2回散布するのがもっとも効果が安定する。
詳しくはアグリボ製品の作物別ご使用方法 “アグリボこよみ” をご覧ください。
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