平成19年11月10〜11日、神奈川県横須賀市で開かれた、(社) 全日本菊花連盟 (全菊連) 全国大会で弊社製品紹介ブースを出店いたしました。
全菊連様には、“日本の菊” 第76号 (全菊連が発行する会報誌) において「アグリボEXとヤワラの使用」との内容で、観賞菊での結果やこれからの可能性について掲載していただいた事もあり出店する事ができました。
(全菊連様には改めて御礼申し上げます)
“日本の菊” に弊社製品掲載
観賞菊をお作りの方々にお会いし、お話をするのは今回が初めてだったのですが、平成19年度に弊社でおこなった試験結果などに対して多くのご質問やご意見を頂き、たいへん熱心で菊作りに対する意識の高さに驚かされました。
この皆様の熱意にお応え出来るよう、今後も観賞菊に対するアグリボ製品の技術を確立していきたいと思っております。
熱心な観賞菊栽培の方々
農林水産省と文部科学省が所管する社団法人であり、菊作りの普及と向上を図ることを通じて国民の情操を鈍化し、併せて菊に関する国際交流を行い、日本文化の発展に寄与することを目的としています。
設 立 昭和56年4月8日
所在地 静岡県三島市西若町9-27
この人だかりの先には…
今回初めての試みだったのですが、大菊を栽培し中鉢上げの段階から「アグリボEX」と「ヤワラ」の試験をおこない、その試験データと試験サンプル (大菊 / アグリボ+ヤワラ処理区 · 無処理区) をブース内に展示しました。
その中でも特に試験サンプルに大変興味を持って頂けたようで、写真 (左) のように終始たくさんの方々に集まって頂きました。
ここでは、この試験サンプルの詳細についてご紹介いたします。
「アグリボEX」 + 「ヤワラ」混用散布区と対照区の写真です。
左側画像を見ていただけると、処理区の方が背丈が低く花が大きいのが分かると思います。また、皆様方が口を揃えて「茎が太い」と驚かれていました。
さらに、対照区の葉数50枚に対して処理区は55枚と背丈が低いにも関わらず5枚も多いのです。
処理区:葉数55枚
対照区:葉数50枚
中鉢上げ (7月) 以降「アグリボEX」 1,000倍 + 「ヤワラ」 1,000倍を約7日おきに16回葉面散布しました。
この使用方法により、以下のような結果となりました
※ 上記の詳細データをご希望の方は、「アグリボ相談室」までお気軽にご連絡ください。
今回初めてとなる観賞菊栽培および試験、さらに菊花展への参加と新たなチャレンジになったわけですが、大変奥が深く興味深い分野であると感じました。このような機会を与えてくださった方々に御礼を申し上げるとともに、皆様にとって有益になるような技術を追求していきたいと思っております。